お久しぶりです。ぴー子です。
おさる・ぴー子共に、色々続かないタイプなんです。ほんと、いろいろ。(泣)
今年は去年と違って夏休みも長いってことで、一気にブログ更新にも力を注ぎたいと少ーしだけその気になってきたので、がんばります。もしこんなくだらんブログでも読んでくださる方がいたら、コメントとかしてもらえるとやる気につながるので、どしどしお待ちしております♡
さてさて、前回は、おさるに惹かれはじめた私の気持ちを長ったらしく書きました。(すごい久々に読み返しましたが、言い回しがくどいし長いし文章へたくそで読みづらかったです。(笑))それでも読みたいなと思う方はこちらからどうぞ!(笑)
今回は、おさるさんに、FTMであることを突然カミングアウトされた私の気持ちを思い出しながら綴っていこうと思います。
それは、おさるのホームステイ先の、おさるさんの部屋の中でのできごと。
その日は、同じ国に配属されていた隊員仲間で、おさるさんのホームステイ先のちかくの街に住んでいる、A男があそびに来ていました。
おさる、A男、ぴー子の3人で楽しくお話しているとき、突然A男が話を切り出しました。
今日はおさる君から、大事な話があるんだよね?ね、おさる?
う、うん。。実は・・・・・
俺はぴー子の夢を叶えてあげられない。。。
俺とじゃ、ぴー子との子供を作ってあげられないんだ。
・・・???・・・・???
※➀ A男は、実はおさるとの昔からの友人。偶然(なのか必然なのか)、同じ国のボランティア隊員として派遣されていました。故、おさるの女の子時代をよく知る存在なのでした。
※② 私は当時、おさるに好き好きアピールをめっちゃしてました。付き合っていたわけではないですが、結婚したいと伝えていました(謎)。そして、どうやら、将来は3人の子どもの母になりたいと話していたようです。
突然、突拍子もないことを言われ、頭が真っ白になった私。とりあえず思いつくままに色々質問した記憶があります。
は?
どういう意味?
なんで?
もしやもう結婚してる?
隠し子がいるとか?
性病?
精子がない病気?
犯罪歴があるとか?
借金かかえてる?
は?は?は?
何を質問しても、「ちがう」「ちがう」と否定され続け、もう私はパニックになってしまいました。
そして次におさるに、、
実は俺、女の子として生まれたんだよね。
と言われた瞬間、もう意味が本当に分からなくなりました。
腰が抜けるってこういうこと?って思うくらい、身体が硬直してしまって、冷静さを保てないくらい驚きました。
そして、ぴー子、泣きました。
私の知っている、私が好きになった相手は、おさるさんという男性なのに、昔は女だった・・・?
嘘って言ってほしかったし、これが夢だったらよかったのに、という気持ち。
本当におさるには申し訳ないですが、カミングアウトをされた直後は、とてもショックでした。絶望的な気持ちになりました。
なぜそんな気持ちになったのか?それはきっと、➀大好きなおさると子供を作れない=私は子供を持つ夢を諦めないといけない、両親に結婚を許してもらえないかもしれない=おさると結婚できない、などという、私が勝手に思い描いた将来のストーリーが、突然真っ暗になったから。そして、②男性としてのおさるさんを好きになり、彼のことを何の疑いもなく男性と認識していたので、女性として生まれ育ったおさるさんを想像したくなかったし、認めたくなかったので、現実を受け止めきれなかったから。
かなって思います。
このとき、FTMという言葉すら知らない私。自分とは関係のない世界の話。
(父が名門女子サッカー部の顧問をしていたため、幼い頃、父の教え子FTMの方にもお会いしたことがありましたが、正直「変な人」「気持ち悪い」という超偏見たっぷりにしか思っていなかったため、自分とは違う世界の方だと思っていました。※本当にすいません(土下座))
それに加えてネガティブ思考な私。おまけに自己中心的。とりあえず、自分中心で考えたときに、おさると一緒になることに関して、自分にとってのデメリットしか浮かんできませんでした。
黙り込んで泣きじゃくる私。おさるもこの時、なんか私に色々言ってたと思うんですが、とりあえずなんも覚えてません。(笑)
何を言葉にしたらいいか分からなかったこの状況で、私は何も考えずに、、
何がなんだかわからない。
でも、おさると一緒に居たい…
と話を切り出した気がします。何言ってんの自分?て心の中では思いつつ、私の本能的な感情が、そう言ってた気がします。
おさるは、よく「死にたい」って言葉を言ってるよね。
それが私はすごく嫌い。
私はおさるさんが好き。死んでほしくない。
これから先、私がおさると一緒に居るから、もう「死にたい」なんて思わないでほしい。
私がおさるの生きる意味になりたい。
何をきれいごと言ってるんだ?心の中ではそう思いながら、私の口から突然出た言葉です。(特に赤字の言葉とか、今考えるとちょっとかっこいい・・・(笑))
こんな気持ち、いままで抱いたことなかったのに、おさるのカミングアウトを受け、今までのおさるの苦労や不安な思いとかいろいろを勝手に想像し、とんでもない決意で自分にカミングアウトしてくれたんだって、悟ったんだと思います。これが私のカミングアウトを受けたリアクションでした。考えなしに口から出た言葉でした。
自分でもびっくりですが、ただただ、おさるのことを愛していたので、FTMのこと、ジェンダーのこと、ましてやおさるの過去について何もかも知らないくせに、おさるとの将来を選びたくなりました。
ちなみに、このときのおさるの様子は、こんな感じでした(笑)↓↓↓
うるうる・・・
(また、おさるのブログ記事で、私にカミングアウトをしたときの感情について紹介してもらいましょう!)
後日、正式に告白をされ、晴れてお付き合いをすることになりました。(なんせ、このカミングアウトの時はたしかまだおさるには日本に彼女がいた・・・)
そして順番間違えてますが、カミングアウトを受けたその日の夜だか翌日の夜だかに、みごと初夜を迎えたわけなんです。(笑)
まあこの時のことも、いつか書ける範囲内でちょっとだけ書いてみようかなと思います。
さて今回は、カミングアウトをされたときの私の気持ち?反応?について思い出してみました。
忘れないために書いとくって大事ですね。
以上!最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!!
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